これがBMW 2シリーズ クーペ次期型の最新鋭デジタルコックピットだ!

■2シリーズグランクーペとは異なり、後輪後輪CLARプラットフォームを採用

BMWは現在 2シリーズファミリー次期型の開発に着手していますが、2ドアスポーツ「2シリーズ クーペ」市販型プロトタイプをカメラが捉えるとともに、そのコックピット撮影に初めて成功しました。

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BMW 2シリーズクーペ 新型プロトタイプ

激写した車内には、インフォテイメントシステム、デジタルダイヤル、HVACコントロールパネル、レジスターなどすべての補助機能を備えたダッシュボードパネル全体が「2シリーズ グランクーペ」と酷似していることがわかります。

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BMW 2シリーズクーペ 新型プロトタイプ

またステアリングホイールやギアセレクタ、2つのカップホルダーや収納コンパートメントを備えるセンターコンソールにはほとんど変化がみられないことから、最終コンポーネントは順次装備されていくはずです。

次期型では「X1」、および「X2」クロスオーバー、「1シリーズハッチバック」で共有される前輪駆動を特徴とする2シリーズグランクーペとは異なり、後輪後輪CLARプラットフォームを採用します。これにより、小型の3気筒ユニットや3気筒、6気筒など多数のパワートレインと互換性を持ちます。

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BMW 2シリーズクーペ 新型プロトタイプ

具体的なパワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力345psを発揮する3.0リットル直列6気筒の「M240i」、また頂点には、「M3」「M4」から流用される3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをデチューン、最高出力は400ps以上となると思われます。

2シリーズクーペ次期型のデビューは2020年内とみられ、M2は2021年内と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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