■2シリーズグランクーペとは異なり、後輪後輪CLARプラットフォームを採用
BMWは現在 2シリーズファミリー次期型の開発に着手していますが、2ドアスポーツ「2シリーズ クーペ」市販型プロトタイプをカメラが捉えるとともに、そのコックピット撮影に初めて成功しました。
激写した車内には、インフォテイメントシステム、デジタルダイヤル、HVACコントロールパネル、レジスターなどすべての補助機能を備えたダッシュボードパネル全体が「2シリーズ グランクーペ」と酷似していることがわかります。
またステアリングホイールやギアセレクタ、2つのカップホルダーや収納コンパートメントを備えるセンターコンソールにはほとんど変化がみられないことから、最終コンポーネントは順次装備されていくはずです。
次期型では「X1」、および「X2」クロスオーバー、「1シリーズハッチバック」で共有される前輪駆動を特徴とする2シリーズグランクーペとは異なり、後輪後輪CLARプラットフォームを採用します。これにより、小型の3気筒ユニットや3気筒、6気筒など多数のパワートレインと互換性を持ちます。
具体的なパワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力345psを発揮する3.0リットル直列6気筒の「M240i」、また頂点には、「M3」「M4」から流用される3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをデチューン、最高出力は400ps以上となると思われます。
2シリーズクーペ次期型のデビューは2020年内とみられ、M2は2021年内と予想されています。
(APOLLO)