■同ブランドに「R」で始まる第3のモデル…クロスオーバーが濃厚
レクサスは、米国をはじめ欧州・オーストラリアなど複数国で「RZ 450e」の名称を商標登録していることがわかりました。
同ブランドのラインアップには、現在「R」ではじまる2つのモデルが存在しています。クーペの「RC/RC F」、及びSUVの「RX」です。
SUVとクロスオーバーへの需要が高まっていることを考慮すれば「RZ」はクーペではなく、なんらかのクロスオーバー/SUVの可能性が高く、また「Z」が初めて使用されていること、「e」が付けられていることなどから、新型のEVモデルと予想されます。
レクサスは、2025年までに6台のバッテリー電気自動車を生産すると発表、「UX」をベースとするEV「UX 300e」が2020年内に欧州で発売予定となっています。UX 300eは、最高出力201hp、最大トルク300Nmを発揮するシングル電気モーターを採用、0-100km/h加速を7.5秒で走り抜けます。また54.3kWhリチウムイオンバッテリーパックにより、315km(196マイル)の後続を誇ります。
また東京モーターショー2019では、「LF-30エレクトリファイド」コンセプトを初公開、2030年のレクサスの電動モデルを示唆しました。こちらは、最高出力544hpを発揮、0-100km/h加速3.8秒のハイパフォーマンスを誇り、1回の充電による後続は500kmを可能にしています。
「RZ 450e」は、この「LF-30エレクトリファイド」市販型の可能性もありそうです。
(APOLLO)