「フルEV」3シリーズ発売へ! 市販型デザインをチラ見せ

■内燃機関版3シリーズとは差別化されたフロントマスク

BMWは、主力セダン「3シリーズ」に新たに設定されるフルエレクトリック「3シリーズEV」(仮称)を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 3シリーズEV 市販型プロトタイプ

フードの一部とベルトライン以下がカモフラージュされた開発車両はバンパーコーナーに垂直の開口部を追加、センターにワイドなエアインテーク、「iX3」同様のクローズドグリルが装着され、内燃機関3シリーズとは差別化されたフロントマスクが予想されます。

ヘッドライトとテールライトは同じものが装備されますが、当然排気システムは持たないため、独自のリアバンパーとなるはずです。

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BMW 3シリーズEV 市販型プロトタイプ

市販型では、大型バッテリーパックを搭載するために中国市場に投入されているLWB(ロングホイールベース)バージョンをベースしています。

EVパワートレインは明かされていませんが、「i4」と共有するなら最高出力530psを発揮、0-100km/h加速は4秒、80+kWhのバッテリーを搭載し、航続距離はWLTPサイクルで600km(373マイル)のパフォーマンスを発揮する可能性があります。

もちろん、3シリーズEVがそれほど強力なスペックを持たない可能性もあり、その場合は74kWhのバッテリーパックを搭載、「iX3」と同じ最高出力286ps・最大トルク400Nmを発揮するリア電動eモーターを搭載し、WLTPテストサイクルでの航続距離は273マイル(440km)と予想されます。

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BMW 3シリーズEV 市販型プロトタイプ

気になる市販型の車名ですが、海外の一部メディアで「i3」とされています。しかし、同社には2024年まで継続されるとみられる電動コンパクトハッチ「i3」が存在しており、その可能性は低いと思われます。

3シリーズEVのワールドプレミアは最速で2020年内、あるいは2021年前半の登場が期待されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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