12月の発売まで待てない! 初代レガシィツーリングワゴンの精密ミニカーに新モデルが追加

■トミカリミテッドヴィンテージシリーズ

トミカといえば幼い頃に遊んだ記憶のあるクルマ好きも多いことでしょう。近年トミカには「リミテッドヴィンテージ」と呼ばれるシリーズがあります。トミカと近い1/64スケールながら、トミカよりディテールにこだわったミニカーシリーズです。

細部にこだわった作りのため、数百円で買えるトミカと異なり価格は数千円になっていますが、大人の趣味に応えるミニカーとして人気があります。

tomcat_limited_vintage_neo01
トミカリミテッドヴィンテージNEOに新製品が登場。

●ワゴンブームの火付け役・初代レガシィに新仕様が登場

旧型車をモデル化するトミカリミテッドヴィンテージですから、モデル化される対象は1960年代や70年代のクルマが中心になっています。さらには90年代や2000年代のクルマも含まれ、トミカリミテッドヴィンテージNEOと呼ばれています。

今回新製品として発表されたのはNEOで、注目したいのが初代レガシィツーリングワゴンです。すでにターボモデルが製品化されているのですが、今回はノンターボグレード2種が12月に追加されると発表されました。

初代レガシィはターボモデルが人気を牽引しましたが、ノンターボモデルが売れ線でもありました。より身近なグレードが登場したことは、当時オーナーだった方には朗報ではないでしょうか。

tomcat_limited_vintage_neo02
初代レガシィツーリングワゴンVZ type R(左)とTi type S(右)。

●VZ type RとTi type Sの2グレード

モデル化されたのはノンターボ仕様のVZ type RとTi type Sです。走りにこだわったGT系と違う穏やかなグレードで、外観で最大の違いはボンネットです。ダクトがないボンネットをモデル化するには新規金型が必要になる手間のかかった仕様です。

さらにVZ type RとTi type Sの違いを明確にするマフラー、ホイール、シートなども完全に再現されています。

tomcat_limited_vintage_neo03
初代レガシィツーリングワゴンVZ type R(左)とTi type S(右)。

●LV-N220aスバル レガシィ ツーリングワゴン Ti type S(白)

tomcat_limited_vintage_neo03
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のフロントスタイル。

詳しくは写真をご覧いただきたいのですが、フルホイールカバーを装着したホイールや1本出しのマフラー、シートの模様まで再現されています。

tomcat_limited_vintage_neo04
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のリヤスタイル。

1/64スケールダイキャスト製ミニカーで塗装組立済、パッケージサイズはW78mm×H42mm×D40mm、重量約60gで価格は2,500円(税抜き)です。

tomcat_limited_vintage_neo05
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のホイール。
tomcat_limited_vintage_neo06
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のフロントマスク。
tomcat_limited_vintage_neo07
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のテール。
tomcat_limited_vintage_neo08
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンTi type S(白)のサイドスタイル。

12月発売予定で版権元商品化許諾申請中です。

●LV-N220aスバル レガシィ ツーリングワゴン VZ type R(銀)

tomcat_limited_vintage_neo09
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のフロントスタイル。

Tiよりスポーティに仕立てられたVZ type Rにはアルミホイール、2本出しマフラーが採用され、シートの模様もTi系と異なります。

tomcat_limited_vintage_neo10
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のフロントスタイル。

これらすべてを再現していますので、違いのわかる人に歓迎されることでしょう。

tomcat_limited_vintage_neo11
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のホイール。

1/64スケールダイキャスト製ミニカーで塗装組立済、パッケージサイズはW78mm×H42mm×D40mm、重量約60gで価格は2,500円(税抜き)です。

tomcat_limited_vintage_neo12
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のフロントマスク。
tomcat_limited_vintage_neo13
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のテール。
tomcat_limited_vintage_neo14
トミカリミテッドヴィンテージNEOレガシィツーリングワゴンVZ type R(銀)のサイドスタイル。

こちらも12月発売予定で版権元商品化許諾申請中です。

(増田 満)

この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
続きを見る
閉じる