■市販型ではホンダeを意識。直線で圧倒する高速安定性、加速性を発揮
韓国・ヒュンダイが開発を進める次世代フルEVハッチバック、「45」市販型プロトタイプがニュルで高速テストを再び開始しました。
カメラマンによると、スキール音を轟かせながらコーナーを果敢に攻め、直線で圧倒する高速安定性・加速性をみせつけていたようです。
45は、フランクフルトモーターショー2019にて公開された「45 EVコンセプト」の市販型であるとともに、1974年のポニークーペコンセプトからインスパイアされています。
カモフラージュが厳重ですが、最終デザインではホンダのコンパクトEV「ホンダe」を彷彿させるレトロなデザインが採用されると伝えられています。ただしフロントエンドでは、コンセプトの未来的LEDライトや刺激的グリルは装備されず、より落ち着いたデザインが採用されると予想されています。
また、そのスッキリとしたラインとシンプルなフォルムは、将来の電動ヒュンダイモデルにおいてポピュラーなデザインとなりそうです。
キャビン内では、ワイドディスプレイをローカルダッシュに装備、コンセプトモデルからレイアウトが継承されると予想されます。市販型では「E-GMP」(エレクトリック・グローバル・デザインプラットフォーム)を採用、AWD機能用に2つの電気モーターを搭載し、小さい方は前車軸に動力を供給、より大きなモーターは後輪を駆動させ、四輪駆動となります。
45市販型のデビューは、2021年内が有力です。
(APOLLO)