■「イマジン・バイ・キア」と「Futuronコンセプト」を融合したエクステリア
韓国・キアが開発している、次世代EVクロスオーバー開発車両をカメラが初めて捉えました。
キャッチしたプロトタイプは、フロントマスクと後部を完全にカモフラージュしていますが、LEDデイタイムランニングライトの一部が見えているほか、ポップアップドアハンドルが採用される可能性が高いようです。
またカメラマンによると、内燃エンジン音はせず排気管もないことから、エレクトリックモデルであることが濃厚です。隠されている後部はクーペルーフの可能性が高く、2019年にジュネーブモーターショーで初公開された「イマジン・バイ・キア」や中国国際輸入博覧会で登場した「Futuronコンセプト」の要素を合わせたデザインが有力のようです。
コードネーム「CV」と呼ばれるこの新型モデルは、今後登場するヒュンダイ「45」や「Prophecy」もサポートする「E-GMP」(Electric Global Modular Platoform)に基づいています。バッテリーと電気モーターに関する詳細はありませんが、500km(310マイル)の航続距離で20分未満の高速充電時間を提供してくれるといいます。
ヒュンダイはこの新型EVの正体を明かしていませんが「乗用車とスポーツユーテリティの融合するクロスオーバー」と述べており、Futuronのような2ドアスタイルではなく、5ドアが有力です。
キアの既存のEVと、今後数年以内に発売予定の11台のEVは、2026年までに年間50万台の販売を予定しており、400Vまたは800Vの充電容量を提供するとともに、様々な顧客の予算や好みに応じて市場に送りだされます。
(APOLLO)