今秋発売の「ヤリスクロス(プロトタイプ)」の展示会が全国各地で開催中!

●先行予約がスタート。9月初旬発売予定のヤリスクロスを一足先に展示中

ヴィッツから名前を変え、2020年2月の発売から順調な販売を続けているヤリスに兄弟車が誕生します。

ヤリスのクロスオーバーSUV「YARiS CROSS」は、2020年9月初旬に発売予定で、4月23日にWEB上で世界初披露されていました。

今回は、プロトタイプではありますが、ほぼ市販車に近いヤリスクロスを目の前で見られる展示会の模様をお伝えします。

・発売前の展示イベントを全国で順次開催中

ヤリスクロスのプロトタイプは、北は北海道、南は九州まで全国各地で展示イベントを行っており、各地で実車を見ることができます。イベントスケジュールは北の地域から次の通りです。(一部終了している地域もあり)

・北海道
サッポロファクトリー(北海道札幌市)
8月1(土)~2日(日)

・東北
AER(宮城県仙台市)
8月1(土)~2日(日)

・関東
MEGA WEB(東京都江東区)
7月24日(金)~8月30日(日)

トレッサ横浜(神奈川県横浜市)
8月3(月)~16日(日)

・中部
ミッドランドスクエアトヨタ自動車ショールーム(愛知県名古屋市)
7月24日(金)~8月30日(日)

・近畿
枚方T-SITE(大阪府枚方市)
8月8(土)~9日(日)

・中国
広島T-SITE(広島県広島市)
8月8(土)~9日(日)

・九州
ソラリアターミナルビル(福岡県福岡市)
8月8(土)~9日(日)

北海道と東北地方での展示イベントは終了しているものの、関東から西の地域はこれからイベントが開催されます。ヤリスクロスが気になる方は、お近くのイベント会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

・仙台で開催された展示イベントの模様

宮城県仙台市の玄関口でもある仙台駅前のアエル広場で開催されたイベントの様子をご紹介します。

仙台ヤリスクロス13
仙台駅前に登場したヤリスクロス、行き交う人々の注目を浴びていました。

展示されていたのはヤリスクロスのHYBRID Zグレードです。ボディカラーはTWO TONEのブラックマイカ×ブラスゴールドメタリックでした。

展示会場では、LINEのお友達登録をすると先着でエコバックをプレゼントする企画も行われていました。

ヤリスクロスは宮城県大衡村にあるトヨタ自動車東日本が宮城大衡工場と岩手工場で製造を担うこともあり、東北地方での注目度も高いクルマです。

仙台ヤリスクロス12
ヤリスの面影を残しながらも迫力のあるフロントビューに仕上げています
仙台ヤリスクロス11
丸みを帯びていますが、しっかり踏ん張り感があり、男性にも女性にも似合うエクステリアデザインです
仙台ヤリスクロス10
トヨタのキーンルックを踏襲しながらも、オリジナリティあふれるグリルデザイン

展示車両の周囲には、車両から一定の距離に規制線が張られており、ピッタリと車両に近づくことはできないようになっていました。

新型コロナウイルス対策のためでしょう、観覧者が密集した状態にならないような工夫がされています。

仙台ヤリスクロス18
大型ディスプレイが中央に位置し、ガソリン車にはSUVならではのマルチテレインセレクトも装備されます。
仙台ヤリスクロス8
合皮とのコンビシートは大型で座りやすく質感も上々です。
仙台ヤリスクロス7
展示車両にはオプション装着のホイールが装着されていました。

展示車両を周囲から見るのには、特別な予約などは必要ありませんでしたが、車両内に乗り込んで現車確認を行う際には、整理券が必要です。

仙台の展示会では1組約3分の時間で乗り込んでの現車確認をできるようにしており、整理券を受け取り、自分の時間になったら会場を訪れてクルマに乗り込むという形式となっていました。

仙台ヤリスクロス9
後方に切れ上がるようなサイドビューはアーバンスタイルSUVとしても都市によく似あいます
仙台ヤリスクロス2
後席ドアにはヤリスクロスの文字があります。
仙台ヤリスクロス4
ブラックルーフのツートンカラーはゴールドのボディカラーと相まって、高級感が漂います。

1組ごとに案内され、終了するとドア回りやステアリング付近などを1回ずつ消毒作業をしていました。8月2日の14時頃訪れた時には、車両内部の確認については、整理券をもらって1時間後の案内となっていました。

三密回避をしながらのイベント運営のため、時間にはゆとりをもって行きましょう。

仙台ヤリスクロス6
リアビュー、ストップランプ点灯時の様子です
仙台ヤリスクロス5
後方からのデザインは、シンプルにスタイリッシュな印象です。
仙台ヤリスクロス1
どこか新型ハリアーを思わせるようなリアデザイン、今後のトヨタSUVの基本デザインとなるのでしょうか。

・まとめ

今年後半の注目の一台、ヤリスクロスには、トヨタ自動車としての期待も高いものを感じます。新型コロナウイルスの影響で、新車販売市場も縮小する中で、2020年後半の起爆剤として十分期待できるクルマです。

日産からも小型SUVのキックスが発表され、ますます小型SUV市場の賑わいは高まりそうな予感がします。

仙台ヤリスクロス3
凝ったデザインのLEDヘッドランプ。ヤリスクロスが見つめる先には何があるのでしょうか。

[ヤリスクロス HYBRID Zスペック(プロトタイプ)]

ボディサイズ:全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm
最低地上高:170mm
最小回転半径:5.3m
エンジン:直列3気筒
総排気量:1,490cc
最高出力(ネット):67kW(91PS)/5,500rpm
最大トルク(ネット):120Nm(12.2kgfm)/3,800~4,800rpm
システム最高出力:85kW(116PS)

主な装備(オプション)
シート表皮:合成皮革+ツィード調ファブリック
215/50R18タイヤ&18インチホイール(切削光輝/センターオーナメント付)
フルLEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイタイムランニングランプ

(文・写真 佐々木 亘)

この記事の著者

佐々木亘 近影

佐々木亘

大学卒業後、銀行員になるも3年で退職し、大好きだった車の世界へ足を踏み入れました。自動車ディーラー営業マンへ転職し、レクサス・セールスコンサルタントとして自動車販売の現場に7年間従事します。
現在はフリーライターとして独立し、金融業と自動車ディーラーでの経験を活かして活動中です。車にまつわる金融・保険・法規などの、小難しいテーマを噛み砕き、わかりやすい情報へと変換して発信することを心がけています。常にエンドユーザーの目線に立った、役立つ情報を届けていきたいと思います。
続きを見る
閉じる