トヨタ80スープラの2JZをレクサスRC Fに移植!1200馬力のドリフトカー登場

■2JZエンジンを搭載し、大幅にブーストアップ。新開発のターボにより馬力向上

アラブ首長国連邦のレクサス公式ディストリビューターでもある「Al-Futtaim LEXUS」と、ドリフトスターのAhmad Daham氏によるコラボレーションで誕生したレクサスが初公開されました。

レクサス RC F_006
レクサス RC F ドリフトカー

世界のドリフト専門チャンピオンシップで戦うために開発されたこのマシンは、トヨタ「80スープラ」に搭載されていた2JZエンジンに換装。大幅にブーストアップし、新開発のターボ、バルブトレイン、トリプル燃料ポンプシステム、亜鉛酸キットなど様々なコンポーネントを装備、4速シーケンシャルギアボックスと組み合わされ、最高出力は1,200hp・最大トルク1,464Nmまで高めらています。

レクサス RC F_005
レクサス RC F ドリフトカー

また、リアデフの交換、レーシングキャリパーの装着、3方向コイルオーバー・サスペンションが搭載され、1,250kgへ軽量化されていることにも注目です。

足回りには、レイズ製エンジニアリング57CRとTOYOタイヤ「Proxies R888R」を装着。

レクサス RC F_003
レクサス RC F ドリフトカー

専用のプラットフォームに、カーボンケブラーボディパネルを採用、外側にカスタムグラフィックス、6点式ハーネスを備えるSparco製シートやステアリングホイール、調整可能なペダルアセンブリ、およびパーツフロックカーボンファイバーダッシュで固められています。

製作に携わったAhmad Daham氏は、「レクサスのようなブランドと提携できて光栄です。チームがくれたサポートに本当に感謝しており、この車は運転するのがとても楽しみであり、限界まで追い込むことを誓います」と述べています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる