■共に巨大キドニーグリルを装備、テールライトを差別化
BMWは、9月にハードコアセダン「M3」と、2ドアクーペ「M4」の新型をワールドプレミアする予定ですが、その最新プロトタイプを同時にカメラが捉えました。
2台の市販型プロトタイプは共に巨大キドニーグリルを装備。その両サイドにはハニカムメッシュのエアインテーク、さらに外側にはブレーキ冷却用縦スリット、ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを装備するなど、フロントからでは両モデル判別が難しいです。
さらにリアエンドでも、クワッドエキゾーストシステム、ディフューザー、トランクリッドスポイラーなどに酷似したデザインが見てとれます。
しかしLEDテールライトに注目すると、M3はシャープなL字型グラフィックなのに対し、M4は波打つ変形デザインを採用しているほか、リアウィンドウの傾斜が強いなど、その違いは一目瞭然です。
M3、M4ともパワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンで最高出力480hpを発揮します。「コンペティション」仕様となると最高出力は510psまで引き上げられます。また最高出力を460hp程度に抑えた「ピュア」モデルの設定も噂されています。
今回のプロトタイプが後輪駆動モデルかxDriveモデルかは不明ですが、xDriveは8速「Mステップトロニック」との組み合わせのみとなるため、MTモデルのようなシフトレバーは用意されません。
最新の情報によれば、後輪駆動モデルが先行発売された後、xDrvieが登場するといわれています。
(APOLLO)