■クイックなステアリングレシオと足まわりのチューニングを実施
2020年7月20日、日産はリーフNISMO(ニスモ)の走りをアップデートさせ、同日から発売を開始しています。2018年7月に登場した日産リーフNISMOは、電動車らしいスムーズでパワフルな走りに加えて、NISMOロードカーの一員にふさわしい走りと内・外装が与えられています。
リーフNISMOは、環境性能と最先端の先進、安全技術を備える日産リーフをベースに、NISMOならではの「ピュアスポーツ」のエッセンスが散りばめられています。スポーティな走りを想起させるエクステリアをはじめ、インテリアには、ブラックを基調に、レーシーなムードを高めるレッドステッチなどが配されています。
今回の一部改良では自慢である走りを大きく向上させるため、欧州テイストのクイックなステアリングレシオが採用されています。同時に足まわりにも手が入れられていて、サスペンションのスプリング、ショックアブソーバー、バンパーラバーにもチューニングが施されているそう。
VDC制御ロジックをさらに精密に見直すことにより、コーナー出口での加速性能も引き上げられています。これらのトータルチューニングにより、走行安定性を維持しながらも、スポーツカーを彷彿させる俊敏で意のままのドライビングが得ることができました。
また、ドライバーとクルマがより一体となった走りが享受できるように、高いホールド性能を実現したという新世代デザインのNISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(ヒーター付)が新たにオプション設定されています。
ほかにも、今年1月にマイナーチェンジを受けた日産リーフと同様、9インチナビが新たに標準装備され、コネクテッド機能も大幅に向上されています。
40kWhの2WD「リーフNISMO」の価格は429万4400円です。EVならではの環境性能の高さや出だしの鋭い走り、NISMOならではの内外装や走りを味わえる「リーフNISMO」の走りがさらに磨き上げられています。
(塚田勝弘)