■レースクイーンがパブリック・ビューイングを盛り上げる
7月19日、コロナ禍の影響で無観客開催となったSUPER GT開幕戦富士。しかし様々な場所でパブリック・ビューイングが行われモータースポーツの再開を祝福しています。
多数のレースクイーンが所属し、様々なチームのレースクイーンユニットを取りまとめているイースマイルが門前仲町で開催したパブリック・ビューイングは、さながらSUPER GTのイベント広場を再現したような形で行われました。
様々なチームのレースクイーンが参加するということもあり、決勝レースが始まる前にスポンサーアピールタイムが行われます。
実際のサーキットでのキャンギャルオンステージと全く同じ内容となり、さすがにコロナ禍の中ではコールは自粛となりましたがサーキットでのステージの雰囲気は伝わってきます。
また、ピットウォークさながらの撮影タイムも行われ、疑似的にサーキットの雰囲気を味わうことが出来るイベントとなっていました。
決勝レースがスタートするとレースクイーンの方々もレース観戦。この時はレースクイーンの方々もマスクを着用。今年からレースクイーンとなる新人が先輩レースクイーンにレースのルールなどを質問している姿に、大きな期待を感じます。
■ガッツリレースを味わう初音ミクのサポーター
場所は変わって秋葉原のUDXカンファレンスで開催されたのがグッドスマイルレーシングのパブリックビューイング。かなり広い記者会見用のスペースでソーシャルディスタンスも余裕です。
門前仲町のパブリックビューイングと違い、全員が一つのチームを応援するために集まっているので、レースを見ている方々の熱量が違います。
そんな熱量の高いグッドスマイルレーシングの個人スポンサーの方々にキレのある解説をするのはレーシングミクサポーターズ2020のリーダー荒井つかささん。
J Sportの中継以外にもスマホでタイミングモニターを映しながらリアルタイムに情報収集しながらの解説は、さならがらプロのモータースポーツジャーナリストのよう。
SUPER GTのお祭り的な雰囲気を再現したもの、参加者が一丸となってチームを応援するものなど、パブリックビューイングにも様々な雰囲気があります。
無観客開催が当面続いていくであろうSUPER GTですが、やはり現地で応援したいという気持ちは大いに理解できます。しかしまずはソーシャルディスタンスや感染拡大予防措置の取られた会場でのパブリックビューイングなどで観戦するという新しい様式にも注目していきましょう。
(写真・文:松永和浩)