■2019年に発表された「Vision iV」の市販型、ブランド初のEVが順調なテスト
VW傘下であるチェコのシュコダが開発を進めるピュアEV、「エンヤック」市販型を捉えました。
エンヤックは、2019年に発表された「Vision iV」の市販型となります。
すでにプロトタイプが公式リークされており、VWグループの「MEB」プラットフォームを採用しVW「ID.4」とは兄弟モデルとなります。
ボディサイズはボディサイズは全長4648×全幅1877×全高1618mm、ホイールベースは2765mmで、スリムなヘッドライト、背の高いショルダーライン、ゆるやかにアーチを描くルーフライン、長いフロント&リアオーバーハングを特徴としています。
カメラマンによると、トレーラーを牽引しながら力強くワインディングロードを走り、ブランド初のEVに不安はなさそうということです。
室内ではVW「ID.4」と同様のレイアウトが予想され、最新のコネクティビティ機能、インストルメントデジタルクラスタの横には、自立型インフォテインメントシステムが備えられます。
後輪および全輪駆動モデルが提供され、後輪駆動のエントリーモデルには最高出力148psを発揮し、55kWhバッテリーを搭載。航続距離は最大340km(211マイル)。ミッドスペックは最高出力180psを発揮、62kWhのバッテリーにより390km(242マイル)の航続距離、トップレンジは最高出力204psを発揮、82kWhのバッテリーを搭載し最大航続距離500km(310マイル)のパフォーマンスを持ちます。
一方全輪駆動では、最高出力265psを発揮、82kWhのバッテリーを搭載し、最大460km(286マイル)の走行が可能です。また、頂点の「iV RS」では最高出力360psを発揮し、82kWhのバッテリーを搭載、航続は460km(286マイル)と予想されています。
市販型は2020年末から生産に入り、2021年初頭から発売の予定です。
(APOLLO)