■ワゴンモデルの「ヴァリアント」をベースに開発、より強靭なオフローダーモデル
VWは、新型「ゴルフ」(Mk8)に設定される派生ワゴン「ヴァリアント」を開発中ですが、クロスオーバーモデルの「オールトラック」市販型プロトタイプをヴァリアントと同時にカメラが捉えました。
オールトラックはパリモーターショー14で初公開され、7代目ゴルフに初めて設定されました。ワゴンモデルの「ヴァリアント」をベースに開発され、同ブランド初のクロスオーバーとして誕生しています。
キャッチしたプロトタイプは、テールライトにMk7風の迷彩をほどこし、フロントバンパーとリアバンパーの下部に若干カモフラージュがされています。
しかし、25mmリフトアップされたボディに分厚いグリル、専用のバンパー、スキッドプレート、サイドスカート、プラスティック・クラッディング、専用ホイール、クロムメッキツインエキゾーストシステムなどで武装、より強靭なエクステリアを確認することができます。またフロントフェンダーの黒いステッカーの下には、「Alltrack」のバッジが隠されているはずです。
ハッチやヴァリアントのデザイン上の違いは、Bピラー後方にあり、長く平らなルーフに加え、リアドアのウィンドウレイアウトが変更、後部の張り出しがより広くなっています。
キャビン内ではタッチスクリーン・インフォテイメントシステムを備えたシンプルなダッシュボードや、デジタルインストルメントクラスタなど、インテリア、テクノロジーパッケージがハッチバックと共有されることは間違いありません。
パワートレインには、現行モデル同様に最高級のガソリンエンジンとディーゼルエンジンが搭載され、オートマチックトランスミッション、4Motion標準装備されます。
オールトラックのデビューは、2020年内と予想されています。
(APOLLO)