アウディ・TTロードスターが生産終了。50台限定の特別なファイナルエディションが発売【新車】

■先進安全装備からBang & Olufsenのサウンドシステムまで、多彩な装備を用意

アウディのコンパクトスポーツで、オープンエアによる爽快なドライブが楽しめるTTロードスター。

アウディジャパンは、同オープンモデルが2020年で生産を終えるのに伴い(TTクーペは生産を継続)、50台限定の「Audi TT Roadster final edition(アウディTTロードスター・ファイナルエディション)」を2020年9月15日から販売を開始すると発表しました。

アウディTTロードスター
50台限定の「Audi TT Roadster final edition」が729万円で登場

同限定のベース車は「Audi TT Roadster 45 TFSI quattro」で、2.0Lの直列4気筒ターボエンジンは230ps/370Nmという最高出力・最大トルクを誇ります。組み合わされるトランスミッションは6速Sトロニックで高いドライバビリティと環境性能を両立。

●専用ボディカラーの「ナノグレーメタリック」を採用

今回の限定車「Audi TT Roadster final edition」は、2019年に発売された世界限定車の「TT 20 years」と共通のアイテムをはじめ、Bauhaus(バウハウス)のデザイン思想を彷彿とさせる初代TTをオマージュした特別装備が多く用意されています。

アウディTTロードスター
Audi TT Roadster final editionのリヤビュー

ボディカラーは、TTロードスターのコンセプトカーに採用されていたという「ドロミテグレー」を想起させる専用ボディカラーの「ナノグレーメタリック」になります。

足元では、初代TTのアルミホイールを意識したというシンプルなデザインの専用5スポーク19インチアルミホイールも目を惹きます。

アウディTTロードスター
ブラウンのモカシンレザーで統一されたインテリア

また、電動調整機能ボルスター付Sスポーツシート、アームレスト、センターコンソールなどにイエローステッチ付のブラウンのモカシンレザーで統一されたインテリアも見どころ。さらに「ドリフトアンスラサイト」の加飾パネルが採用されるほか、シートサイドとセンターコンソールには「アンスラサイトファインペイントフィニッシュ」を配置。

アウディTTロードスター
マトリクスLEDヘッドライトを装備

ほかにもアウディサイドアシストやリヤビューカメラなどの先進安全装備などの「コンフォートパッケージ」やマトリクスLEDヘッドライト、エアスカーフ、初代TTのインテリアパーツを手掛けたBang & Olufsenのサウンドシステムなど、最終限定車にふさわしい充実装備が自慢。

豪華装備と特別なボディカラーをまとった50台限定車の「Audi TT Roadster final edition」の価格は、729万円です。

アウディTTロードスター
イエローステッチ付のブラウンのモカシンレザーシート

アウディ ジャパンでは、2019年8月からバウハウス100周年を機に開催されている巡回企画展「開校100年 きたれ、バウハウス —造形教育の基礎— 」に協賛。その最終展が、東京ステーションギャラリーにおいて2020年7月17日(金)~ 9月6日(日)まで開催されます。

これは、世界的に大きなインパクトを与えた初代アウディTTが、ドイツの造形芸術学校、Bauhaus(バウハウス)のデザイン思想を彷彿とさせるものとして現在も語り継がれていることによるものです。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

巡回企画展「開校100年 きたれ、バウハウス —造形教育の基礎— 」
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202006_bauhaus.html

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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