謎のブガッティ シロンをスクープ。新たな派生モデルは「ライト」!?

■ノーズがスーパースポーツ 300、リアエンドはピュアスポーツのデザイン

ブガッティのスーパーカー「シロン」のプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ブガッティ シロン_002
ブガッティ シロン 派生モデル 開発車両

シロンは2016年に全世界限定500台で発売されたモデルで、同社レーサーとして活躍したルイ・シロン氏から由来しています。

派生モデルとして「シロン スポーツ」「シロン スポーツ110」「シロン ピュアスポーツ」「シロン スーパースポーツ 300」などが存在しています。

ブガッティ シロン_007
ブガッティ シロン 派生モデル 開発車両

キャッチした奇妙なプロトタイプは、ノーズがスーパースポーツ 300、リアエンドはピュアスポーツに似ています。

フロントエンドには大口のエアインテーク、外側にセクションには尖ったエッジ、フェンダー上部の9つの穴の入るスーパースポーツのスタイリング・キューですが、グリル下部の吸気口が追加されています。

リアではピュアスポーツに似た巨大な楕円形のデュアルエキゾーストパイプを装備していますが、3Dプリントされたチタンカバーはなく、ディフューザーを含むレイアウトや、リアウィングの形状が異っているのが特徴です。

ブガッティ シロン_005
ブガッティ シロン 派生モデル 開発車両

現在ブガッティには、ワンオフの「シロン ロードスター」を開発しているという噂がありますが、このプロトタイプはルーフが固定されているので、ロードスターではありません。おそらく、ピュアスポーツよりコンパクトなウィングを装備、サスペンションをソフトに設定した「ライト」バージョンの可能性がありそうです。

パワートレインや発表時期は不明ですが、最速で2020年内、あるいは2021年前半に発表されると思われます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる