■ノーズがスーパースポーツ 300、リアエンドはピュアスポーツのデザイン
ブガッティのスーパーカー「シロン」のプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
シロンは2016年に全世界限定500台で発売されたモデルで、同社レーサーとして活躍したルイ・シロン氏から由来しています。
派生モデルとして「シロン スポーツ」「シロン スポーツ110」「シロン ピュアスポーツ」「シロン スーパースポーツ 300」などが存在しています。
キャッチした奇妙なプロトタイプは、ノーズがスーパースポーツ 300、リアエンドはピュアスポーツに似ています。
フロントエンドには大口のエアインテーク、外側にセクションには尖ったエッジ、フェンダー上部の9つの穴の入るスーパースポーツのスタイリング・キューですが、グリル下部の吸気口が追加されています。
リアではピュアスポーツに似た巨大な楕円形のデュアルエキゾーストパイプを装備していますが、3Dプリントされたチタンカバーはなく、ディフューザーを含むレイアウトや、リアウィングの形状が異っているのが特徴です。
現在ブガッティには、ワンオフの「シロン ロードスター」を開発しているという噂がありますが、このプロトタイプはルーフが固定されているので、ロードスターではありません。おそらく、ピュアスポーツよりコンパクトなウィングを装備、サスペンションをソフトに設定した「ライト」バージョンの可能性がありそうです。
パワートレインや発表時期は不明ですが、最速で2020年内、あるいは2021年前半に発表されると思われます。
(APOLLO)