■コックピットにはMTシフトレバーやワイドスクリーンを確認
BMWは、現在開発終盤と見られる「M4クーペ」次期型プロトタイプを公式リークしました。
M4は、発表されたばかりのスポーツクーペ「4シリーズ」の頂点に君臨する最強モデルとなります。
公式リークされたプロトタイプは、サーキットで高速テストをする様子が公開されています。厳重なカモフラージュがほどこされていますが、市販型では4シリーズ同様に巨大キドニーグリルを装備するほか、厚みのあるサイドスカート、大型コーナーエアインテーク、ダックテールスポイラーなどが装備されます。
室内の画像では、マニュアルトランスミッションのシフトレバー、大型ワイドスクリーンなどを確認することができます。
現行M4のパワートレインは3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンで、最高出力431hpを発揮。一方新型では、3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンが搭載され、最高出力480hpを発揮。上位モデルのコンペティションでは、最高出力510hpまで向上します。
市販型は後輪駆動ですが、遅れて全輪駆動「xDrive」が設定されます。トランスミッションは、従来のDCTユニットから8速「Mステップトロニック」に変更するほか、6速MTが設定されます。
足回りではフロント19インチ、リア20インチのホイールを装着。M3より2インチ車幅がワイドになり、M専用サスペンションを搭載することにより、安定した高度な高速性能を発揮します。
M4新型のワールドプレミアは、2020年内が有力です。
(APOLLO)