■「CLAR」アーキテクチャを採用、アグレッシブなサイドスカート装備
BMWは、現在「2シリーズ アクティブツアラー」次期型を開発していますが、2ドアスポーツ「2シリーズ クーペ」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
2シリーズ クーペは、「1シリーズ クーペ」後継モデルとして2013年に初代が発表されました。その後2014年にカブリオレ、ミニバンの「アクティブツアラー」、2015年に「グランツアラー」など派生モデルが投入されており、クーペは初のフルモデルチェンジを迎えます。
捉えたプロトタイプは、厳重なカモフラージュがほどこされていますが、後部へ向かって広がるヘッドライトのアウトラインがみてとれます。また、グリルはカモフラージュされていますが、下部の開口部が広いため、論争となっている4シリーズの「バックトゥース」デザインは避けられたようです。
サイドビューでは、今後発表予定のEV「i4」で採用予定の「フラッシュマウント」ドアハンドルやアグレッシブなサイドスカートを備えていることがわかります。またリアエンドでは、デュアルエキゾーストパイプ、コンパクトなリアスポイラー、テールライトのグラフィックの一部も確認できます。
5ドア版「2シリーズ グランクーペ」や「1シリーズ」が前輪駆動なのに対し、クーペでは初代から後輪駆動を継承。「CLAR」アーキテクチャを採用し、より流線形のルーフラインに進化するようです。
パワートレインは1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力345psを発揮する3.0リットル直列6気筒「M240i」、頂点には同エンジンをブーストアップし、最高出力426psとも噂される「M2」も期待できるでしょう。
2シリーズ クーペは2021年に発売すると予想されていますが、ワールドプレミアの時期は不明です。
(APOLLO)