■C-HRと同じ2640mmのホイールベースで、より居住性、積載性を重視したディメンション、パッケージング
Bセグメントの新型ヤリスクロスに続き、2020年7月9日、Cセグメントの新型カローラ クロスが世界初公開されました。この新型SUVは、タイで同日に発表、発売されたモデルで、ボディサイズは全長4460×全幅1825×全高1620mm、ホイールベースは2640mmとアナウンスされています。
プラットフォームは「TNGA(GA-C)」で、カローラはもちろん、プリウス、C-HRなどと同じ。なお、日本向けのカローラシリーズ(セダン/ツーリング)は、全幅を抑えたナロー仕様になっています。
つまり、2640mmのホイールベースは、C-HRと同値。また、C-HRは、全長4385〜4390×全幅1795×全高1550mm(日本仕様)というサイズから、C-HRは日本市場向けに駐車や取り回しに配慮し、サイズが決定されたことが分かります。
一方の新型カローラ クロスは、C-HRと同じホイールベースながらも全長は70mm長く、全幅は30mmワイドで、全高も70mm高くなっています。つまり、トヨタは、タイをはじめとして順次導入する国を増やしていく、と表明していますから、導入国のニーズに合わせたディメンションとなっていくと思われます。