■バンパーにカナード、ボンネットにエアーバルジを装備するアグレッシブな外観
現在、コロナウイルスによりモータースポーツが中止されていますが、アフターコロナを見据えてヒュンダイが「エラントラ」をベースとする新レーサーを極秘開発、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
エラントラは1990年に初代が誕生。その後1995年に2代目、2000年に3代目と比較的短いサイクルでフルモデルチェンジを繰り返し、2006年には同社初であり韓国初のハイブリッドモデルが4代目に設定され、現行型は2020年に誕生したばかりです。
レースにこだわるヒュンダイは「i30N TCR」を開発。2018年のWTCR(世界ツーリングカップ)でチャンピオンマシンとなるなどの活躍を見せています。
2019年には「ヴェロスター」をベースとした「ヴェロスターN TCR」を発表、i30N TCRと85%のコンポーネントを共有し、2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載、最高出力350psを発揮します。
コロナパンデミック後のレースのように開発が進められているプロトタイプは、遠目ながら、フロントに大型のエアインテーク、バンパーにカナード、ボンネットにエアーバルジを装備。前後フェンダーは大きく張り出し、大型の固定リアウィングも確認できます。
日本市場再参入も噂されるヒュンダイですが、モータースポーツでの活躍も目が離せません。
(APOLLO)