■通気口は薄く設計、中央のアームレストの前には運転モードセレクタなど配置
BMWのコンパクト・ミニバン「2シリーズ アクティブツアラー」次期型の最新プロトタイプをスクープ、市販型コックピットの撮影に成功しました。
以前にもコックピットを捉えていますが完成されたものではなく、これが最終デザインに近いと思われます。
キャビン内には2つの画面を組み合わせた大規模な湾曲ディスプレイが装備されています。一つはデジタルインストルメント・クラスタ、もう一つはインフォテインメントシステムで、HVACシステムを含む様々な機能を制御します。
通気口は薄く設計され、中央のアームレストの前には運転モードセレクタ、パーキングセンサーなどが配置されています。ステアリングホイールはやや厚めのデザインとなっており、オプションのレザーが採用されます。
新型では「1シリーズ」でデビューした「FAAR」FWDプラットフォームを採用。剛性が高められるほか、プラットフォームの延長も濃厚で、居住空間も大幅に向上しそうです。3列シートを備えた「グランドツアラー」は廃止される可能性が高く、代わりにアクティブツアラーに3列シートがオプション設定されると予想されています。
パワートレインは、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジンをはじめ、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psおよび190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンのほか、PHEVも予想されます。
ベースモデルのトランスミッションは6速MTですが、トップグレードは、ゲトラグ製8速DCTと組み合わされます。
駆動方式は標準で前輪駆動が設定されますが四輪駆動も濃厚です。また、最高出力300psを発揮する「Mパフォーマンス」の設定も噂されています。
2シリーズ アクティブツアラー新型のデビューは、2020年内と予想されています。
(APOLLO)