ブラックシリーズは待てない! メルセデス AMG GT Sを632馬力に向上させる過激チューン

■「ステージ1」パッケージで0-100km/h加速を0.1秒短縮。最高速度310km/hに向上

ドイツのチューニングメーカー・Sennerチューニング社は、メルセデスAMGの2ドアスポーツ『AMG GT S』をカスタムした「ステージ1」パッケージを発表しました。

メルセデス AMG GT S_001
Sennerチューニング メルセデス AMG GT S ステージ1パッケージ

現在メルセデスAMGでは、GTシリーズ最強となる「AMG GT Rブラックシリーズ」を開発していますが、それを待たずして過激モデルを手に入れることができます。ド派手なエアロパーツは装備していませんが、フロント0〜1インチ(0〜25mm、リアアスクルで0.4〜1.2インチ(10〜30mm)ボディをローダウン。

メルセデス AMG GT S_004
Sennerチューニング メルセデス AMG GT S ステージ1パッケージ

ベースとなる「AMG GT S」のパワーユニットは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力522ps・最大トルク670Nmを発揮しますが、「ステージ1」パッケージでは、K&Nスポーツエアフィルター、フラップ排気システム、ソフトウェアチューンなどにより、最高出力632ps・最大750Nmまで向上させています。

メルセデス AMG GT S_003
Sennerチューニング メルセデス AMG GT S ステージ1パッケージ

0-100km/h加速では1/10秒短縮するほか、最高速度は310km/hへとパフォーマンスを進化させています。

足回りでは10スポークリムのフロント9j × 20インチ、リア1.0.5j × 21インチのOEMホイールに、それぞれ265/30、および305/25ピレリPゼロタイヤを装着しています。

開発中の最強GT Rブラックシリーズは、ボンネットフードにエアベント、リアには巨大ハイウィング、アグレッシブなリアディフューザーなどド派手なエクステリアに、最高出力711ps・最大トルク800Nmと予想される4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載します。

ステージ1ではそこまで迫っていませんが、ブラックシリーズまで待つことができず、過激モデルが今すぐ欲しい方には最適なパッケージかもしれません。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる