■「ステージ1」パッケージで0-100km/h加速を0.1秒短縮。最高速度310km/hに向上
ドイツのチューニングメーカー・Sennerチューニング社は、メルセデスAMGの2ドアスポーツ『AMG GT S』をカスタムした「ステージ1」パッケージを発表しました。
現在メルセデスAMGでは、GTシリーズ最強となる「AMG GT Rブラックシリーズ」を開発していますが、それを待たずして過激モデルを手に入れることができます。ド派手なエアロパーツは装備していませんが、フロント0〜1インチ(0〜25mm、リアアスクルで0.4〜1.2インチ(10〜30mm)ボディをローダウン。
ベースとなる「AMG GT S」のパワーユニットは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力522ps・最大トルク670Nmを発揮しますが、「ステージ1」パッケージでは、K&Nスポーツエアフィルター、フラップ排気システム、ソフトウェアチューンなどにより、最高出力632ps・最大750Nmまで向上させています。
0-100km/h加速では1/10秒短縮するほか、最高速度は310km/hへとパフォーマンスを進化させています。
足回りでは10スポークリムのフロント9j × 20インチ、リア1.0.5j × 21インチのOEMホイールに、それぞれ265/30、および305/25ピレリPゼロタイヤを装着しています。
開発中の最強GT Rブラックシリーズは、ボンネットフードにエアベント、リアには巨大ハイウィング、アグレッシブなリアディフューザーなどド派手なエクステリアに、最高出力711ps・最大トルク800Nmと予想される4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載します。
ステージ1ではそこまで迫っていませんが、ブラックシリーズまで待つことができず、過激モデルが今すぐ欲しい方には最適なパッケージかもしれません。
(APOLLO)