メルセデス・ベンツ GLAのEVモデル「EQA」市販型のスペックが判明

■最高出力201hp、268hp、335hpという3段階の電気モーターをラインアップ

開発終盤を迎えている、メルセデス・ベンツの新型コンパクトEVクロスオーバーSUV「EQA」市販型プロトタイプを、これまででもっともカモフラージュが軽い状態でカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ EQA 市販型プロトタイプ

EQAは基本的に「GLA」第2世代のEVバージョンとなります。これまで隠されていたサイドパネルのカモフラージュも剥がされ、GLAに非常に似たサイズと形状が見てとれます。

おそらくフロントエンドとリアエンドのみ、「EQ」ファミリーマートのデザインが採用されると思われます。

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メルセデス・ベンツ EQA 市販型プロトタイプ

2017年のフランクフルトモーターショーで初公開された「コンセプトEQA」では3ドアハッチバックでしたが、市販型では約100mmリフトアップされ、5ドア・クロスオーバーSUVとして発売される可能性がありそうです。

これによりヘッドルームとレッグルームが改善、十分なスペースが確保されるのは間違いないでしょう。プラットフォームはEQC同様に「MAF II」を採用します。

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メルセデス・ベンツ EQA 市販型プロトタイプ

注目のEVパワーユニットは最高出力201hp、268hp、335hpという3段階の電気モーターがラインアップされ、バッテリーパックは60〜110kWhのユニットからセレクト可能だといいます。またEQAにはない電動四輪駆動システムがオプション設定されると予想されています。

安全技術面では、半自立駆動システムを採用。最新のMBUXインフォテイメントやデジタルクラスタも搭載されるはずです。

ワールドプレミアは今秋の予定でしたが、コロナウィルスのパンデミックにより遅れが生じており、2020年内のどこかとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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