■ボディをローダウン、GTIスポイラーの上に大型リアスポイラーを追加
VWゴルフ新型「Mk8」に設定されるハイパフォーマンスモデル「GTI」の強化バージョンとなる、「ゴルフGTI TCR」市販型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。
WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)のロードカーバージョンであるゴルフGTI TCRは、2017年に7世代目「ゴルフGTI」をベースとした限定車として登場。日本には600台が導入されています。
ほぼフルヌード状態で捉えた第2世代「TCR」プロトタイプは、ボディをローダウン。アグレッシブなフロントバンパー、ロープロファイルタイヤ、大型のフロントブレーキバッケージ、クロスドリルブレーキディスク、大径チタンデュアルエキゾーストパイプを装備。またベースモデルGTIスポイラーの上に取り付けられた追加の大型リアスポイラーが目を引きます。
パワーユニットは、2.0リットル直列4気筒TSIターボエンジンにデュアルクラッチの7速DSGを組み合わせ、駆動方式はFFとなります。最高出力は現行型の290hpから300hp以上へ向上するとみられます。
最新情報では、GTI TCRのワールドプレミアは、今夏と予想されています。
(APOLLO)