■「タイプR」の軽量仕様、軽量の20インチ鍛造BBSアルミホイールとミシュランの「カップ2」タイヤを装着
ホンダは3月に『シビック・タイプR』の限定モデル「Limited Edition」を発表しましたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、情報公開が停止されていました。
しかし、ニュルブルクリンクを走り抜く、15秒のティザームービーが突如初公開されました。
動画ではトラックを高速ラップする様子が見てとれるほか、9秒後にはホンダが数十年前に撮影した鈴鹿サーキットも映されています。そしてラストシーンでは、ストップウォッチがフレームに入り、まるでニュル最速を狙う準備が整っていることを示唆しているようです。
Limited Editionは「タイプR」の軽量仕様で、全世界1000台限定で発売される予定となっています。軽量の20インチ鍛造BBSアルミホイールとミシュランの「カップ2」タイヤを装着、2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボエンジンを搭載し、最高出力320ps/6500rpm、0~100km/h加速は、5.7秒のパフォーマンスを発揮します。
現在、ニュルブルクリンクにおける「量産FF車最速」レコードは、ルノー「メガーヌR」が2019年4月に達成した7分40秒100です。また同年、鈴鹿サーキットでも2分25秒454という量産FF車最速レコードをもっており、圧倒的王者に君臨しています。
Limited Editionが、ベースモデル比47kgも軽量化された極限ボディで、タイプRの王者奪還を狙います。
(APOLLO)