■社内コード「U11」、2023年にデビューへ。電気版「iX1」も用意
BMWが開発中のエントリー・クロスオーバーSUV「X1」の次世代型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
X1は初代「E84型」が2009年に誕生、6年間生産されました。現行「F48型」は2015年に登場、FRからFFへ変更されています。
2017年にはトランスミッションが6速ATから7速DCTに変更されるなど改良を重ね、いよいよ第3世代へバトンタッチされることになります。
社内コード「U11」と呼ばれる次世代型プロトタイプは、ボディ全体をフルカモフラージュ。キドニーグリルは若干ワイド化されているもののほぼ標準サイズと言えそうです。ヘッドライトの内部ユニットはダミーですが、アウトラインはスリムな吊り目タイプが採用されるかもしれません。
最大の注目は、アウディ「スポーツバック」を彷彿させる極端なクーペルーフの採用です。寝かされたDピラーは厳重にカモフラージュされており、デザイン上の秘密が隠されている可能性もありそうです。
リアエンドでは、ハイマウントストップランプを備える大型のルーフスポイラーを装着、テールライトはテールゲートに食い込む長方形タイプで、現行モデルよりコンパクトになると予想されます。
キャビン内ではダッシュボードパネル、センターコンソール、ステアリングホイールなどが再設計されるほか、湾曲したデュアルディスプレイセットアップが期待できるでしょう。
パワートレインはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッド「xDrive 25e」などのラインアップが予想されます。
X1次世代型のワールドプレミアは2023年と思われ、フルエレクトリック版となる「ix1」の登場も噂されています。
(APOLLO)