■新型サルーンは「TLX」よりラグジュアリーなハイブリッドモデルに
ホンダが展開する海外高級ブランド「アキュラ」のロードマップが流出しました。
再来年、2022年までのスケジュールが書かれたロードマップには、先日公開されたばかりの「TLX」、高性能「TLX タイプS」が記載されていますが、2022年までにクロスオーバーSUV「MDX」新型、およびオールニュー・コンパクトセダン、そしてそれらすべてにハイパフォーマンスモデル「タイプS」の設定が予定されていることがわかります。
1986年に設立されたアキュラブランドは、現在7種のラインアップで形成されています。MDXは同ブランドフラッグシップ・クロスオーバーSUVとして2001年に誕生、3代目となる現行型は2013年から発売されており、フルモデルチェンジが迫っています。パワートレインは3.5リットルV型6気筒エンジン、3.0リットルV型6気筒スポーツハイブリッドが設定されています。
MDXは、昨年の「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で、排気量を3.7リットルへ拡大、最高出力を400psまで向上させたスポーツハイブリッドで出走したほか、アグレッシブなタイヤ、クワッドエキゾーストシステムをインストールした開発車両が目撃されるなど高性能モデルの設定は確実で、「タイプS」では最高出力400ps以上のスポーツハイブリッドが有力と言えそうです。
もう一つの注目は、「New Compact Sedan」の存在です。現在ラインアップされているコンパクトモデル「ILX」ではなく、まったく新しいセダンとなりそうです。
おそらく、先日公開されたTLXよりラグジュアリーなハイブリッドモデルが予想され、こちらにもタイプSの設定が確定しています。まだ開発車両もスクープされていませんが、今後注目していきたいです。
(APOLLO)