■軽トラキャンパーの専門フランチャイズも誕生
新型コロナウィルス感染症により「新しい生活様式」が呼びかけられています。そんな中、熱視線を浴びそうなのがキャンピングカー。
全国各地で行われるキャンピングカーショーは軒並み中止になっていますが、レジャーだけでなく災害に備える目的などからコロナ前より注目度は高く、「新しい生活様式」の旅の形として定着しそうです。
とはいえ、高額なキャンピングカーだとなかなか手が出ないもの。比較的安価で、取り回しや駐車もしやすい軽キャンパーは、登場以来、安定した人気を誇っていてバリエーションも増えています。
●軽トラキャンパーの「トラベルハウス」
最近の注目株は、軽トラックをキャンピングカーに仕立てた軽トラキャンパー。自作する方もいるらしくTV番組などで取り上げられています。
また、軽を含めたトラックをキャンピングカーに仕立てる老舗では、「トラックキャンパー」を手がける山梨県のMYSミスティックがあります。トヨタ・タンドラやハイラックス、軽自動車ベースまで多彩に揃っています。
また、自遊空間が手がける「トラベルハウス」と呼ぶ軽トラキャンパーもそんな1台。「トラベルハウス」は、4ナンバー登録で、ハウスを名乗るだけあって架装部分の内装は、DIYでカスタマイズも可能です。さらに住宅用断熱材を使うなど、まさに「旅する家」というキャッチコピーにふさわしい特徴。
キャンピングカーだけでなく、事務所としてキッチンカーとしてニーズに応じて、仕様の変更ができます。
また、トラベルハウスの居室ユニットは、アルミ合金製で軽量かつ堅牢な構造になっていて、ユニットは着脱可能。居室ユニットの室内高は1750mmで、高い開放感が得られます。
なお、全自動車メーカーの軽トラに対応し、新車・中古車を問わず架装できます。基本価格は98万円(税抜き)〜で、軽キャンパーと比べてもお得感があります。
なお、フランチャイズ支援サービスを提供するCREPROが「トラベルハウス」の支援を開始、2020年6月1日より、ディーラー募集も開始しています。
(塚田勝弘)