■通信車載ナビの「クラウドストリーミングナビ」からインフォテイメントシステムに変更
映画『トランスフォーマー』にも登場する現行シボレー・カマロ。それまでV8かV6というアメリカンマッスルモデルでしたが、現行型は2.0L直列4気筒直噴ターボも設定するなど、現代的なスポーツモデルに仕立てられています。
2020年6月9日、シボレー・カマロの2020年モデルが発売されました。「東京オートサロン2020」で公開された最新モデルで、すでに予約受注も開始されていました。
■ボディカラーもカタログモデルは4色に変更
当初、搭載予定だった通信車載ナビの「クラウドストリーミングナビ」から「Apple CarPlay」「Android Auto」対応のインフォテイメントシステムに変更されています。
手持ちのスマホ・アプリを車内で使えるため、時代の流れに沿った変更といえそうです。車載インフォテイメントシステムの採用により、価格設定もより低く抑えられています。
また、ボディカラーは、当初予定されていた5色から、「リバーサイドブルーメタリック」「ブラック」「サミットホワイト」「レッドホット」の4色に変更されています。
さらに、「ラリーグリーンメタリック」をまとう限定モデル「シボレー カマロ HERITAGE EDITION」も同様に一部改良を受けています。“HERITAGE EDITION”は、初代で人気だったボディカラーをスタイリッシュに蘇らせた仕様です。なお、オーナーが待望する納車時期は、2020年8月下旬の予定。
新価格は「シボレー カマロ LT RS」が541万円、「シボレー カマロ コンバーチブル」が629万円、「シボレー カマロ SS」が695万円。
30台限定の「シボレー カマロ LT RS “HERITAGE EDITION”」が550万円、20台限定の「シボレー カマロ コンバーチブル “HERITAGE EDITION”」が630万円、40台限定の「シボレー カマロ SS “HERITAGE EDITION”」が733万円です。
なお、今回の価格改定前は「LT RS」が556万円、「コンバーチブル」が643万円、「SS」が710万円でした。さらに、「シボレー カマロ HERITAGE EDITION」は、「LT RS」が565万円、「コンバーチブル」が645万円、「SS」が748万円でした。14万〜15万円の価格ダウンとなっています。
搭載されるエンジンは、「LT RS」と「コンバーチブル」が2.0L直列4気筒ターボ(8AT)。「SS」が6.2L V8(10AT)となっています。
(塚田勝弘)