新型RAV4 PHVの内外装を徹底チェック! ブラックのアクセントカラーが際立つ専用装備【新車】

■切削光輝仕上げの専用19インチアルミホイールを装着

システム最高出力306PSを誇る、トヨタRAV4 PHVが2020年6月8日に発売されました。

EV走行距離は95km、ハイブリッド燃費は22.2km/Lで、カタログ燃費(WLTCモード)では、満充電・ガソリン満タンだと1300kmを超える「足の長さ」も特徴。

トヨタ RAV4 PHV
トヨタ RAV4 PHVのフロントマスク

PHVには、RAV4の最上級モデルにふさわしい専用エクステリアや装備が用意されています。フロントまわりで専用になるのは、フロントグリル、ロアモールで、重心の低さとスポーティさが強調されています。足まわりでは新デザインの19インチ専用アルミホイールを採用。

トヨタ RAV4 PHV
切削光輝仕上げのスポークに加えて、サイドにブラック塗装が施されている

こちらは、切削光輝仕上げのスポークに加えて、サイドにブラックの塗装が施されていて、引き締まった印象を付与しています。

トヨタ RAV4 PHV
PHV専用の「エモーショナルレッドⅡ」」

ボディカラーは、PHV専用の「エモーショナルレッドⅡ」を含めて全6色展開で、ボディ下側の「アティチュードブラックマイカ」とのコントラストも特色となっています。

さらに、最上級グレードの「BLACK TONE」専用カラーとして、2トーンカラーを全5色用意。ボディ下側に加えて、ルーフ、ドアミラーもブラックになり、引き締まったムードが漂います。

トヨタ RAV4 PHV
最上級グレードの「BLACK TONE」

●上質感が増したインテリア

ブラックを基調とするインテリアは、天井やピラー、オープントレーなどもブラックでコーディネイトされています。インパネやドアトリム、シート、ステアリングホイール、シフトブーツなどに赤いステッチが施され、先進的で上質な仕立てが特徴。

トヨタ RAV4 PHV
トヨタRAV4 PHVのインパネ

また、合成皮革シート表皮のスポーツシートもPHV専用アイテム。

「G“Z”」と「BLACK TONE」には、キルティングのデザインが施され、レッドリボン加飾により、さらに上質感が強調されています。エントリーグレード「G」のメイン材には、ファブリックの快適性と革のような質感を併せ持つ「レザテック」が使われていて、469万円という価格にふさわしい質感が与えられています。

トヨタ RAV4 PHV
合成皮革シート表皮のスポーツシート

装備では、9インチのディスプレイオーディオ(DA)と車載通信機のDCMが標準化されていて、最新のコネクティビティを享受できます。「SmartDeviceLink」に加えて、「Apple CarPlay」「Android Auto」に標準で対応。スマホをUSBケーブルで接続することで、ナビや音楽などのアプリが使えます。

トヨタ RAV4 PHV
「G」には「レザテック」シートを用意

前席両側に快適温熱シート、後席左右にシートヒーターが用意され、快適なドライブを実現します。「G“Z”」と「BLACK TONE」には、ベンチレーション機能も備わるため、暑い夏場でもムレを防いでくれます。

トヨタ RAV4 PHV
ステアリングやシートにレッドステッチが配されている

安全装備では、歩行者(昼夜)、自転車(昼間)を検知する衝突被害軽減ブレーキを含めた「トヨタ・セーフティ・センス」を装備するほか、駐車場などでの低速時の事故を減らす「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ:静止物対応)」、パノラミックビューモニター、ヘッドアップディスプレイなども用意されます。

トヨタRAV4 PHVの価格帯は、469万円~539万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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