■アルファロメオ初のゼロエミッションSUV、プラットフォームに「CMP」採用
アルファロメオは現在、プラグインハイブリッドSUV「トナーレ」を開発しているとみられますが、新たにコンパクト・クロスオーバー電気SUVを計画している可能性があることがわかりました。
同社初のゼロエミッションカーとなるこのコンパクト電気SUVは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)とPSA(プジョー・シトロエン)との合併によるメリットから発想されたといいます。
後者はすでにいくつかのEVを開発、オペル/ボクスホール「コルサ-E」、プジョー「e-208」「e-2008」、DS「3クロスバック」および今後登場予定の「Mokka-e」などと共有する「CMP」(EMP1)プラットフォームを採用すると予想されます。
EVパワーユニットで最も可能性の高いシナリオは、PSAが開発した最高出力134hpを発揮する単一モーターを搭載。50kWhバッテリーとの組み合わせにより、1回の充電による航続は300km以上のパフォーマンスというもので、新型電気SUVではこれをさらに強化するとみられます。
エクステリアに関しては一切情報がありませんが、エアインテークをコンパクトにした上で、逆三角グリルを持つフロントマスクが予想されます。
またアルファロメオは、6月24日にも新型モデルを発表すると噂されており、前出の「トナーレ」あるいはスポーティなグランドツアラーなどが期待されています。
同社では、2020年内にも「ジュリエッタ」が生産終了すると思われ、SUVに比重をおいたラインアップへ再編されることが濃厚と言えそうです。
(APOLLO)