新型ポルシェ 911 タルガに「ヘリテージ エディション」が設定。50〜60年代のポルシェにオマージュ

■4つのヘリテージ デザイン最初のモデル。世界限定992台

ポルシェは、「911」(992世代)に「タルガ」ボディを設定したばかりですが、早くもスペシャルモデルとなる「911 タルガ4Sヘリテージ エディション」を初公開しました。

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ポルシェ 911タルガ ヘリテージエディション

チェリーのような美しいワインレッド(チェリーメタリック)でラッピングされたヘリテージ エディションは、1950年代から1960年代の911へ敬意を払い、デザインのディテールを特徴としています。

「タルガ ヘリテージ」は、4つのヘリテージ デザイン最初のモデルであり、世界992台限定、価格は180,600USドル(約1,950万円)で発売。2020年後半からデリバリーが開始されるといいます。ボディカラーはチェリーメタリック以外にも設定されるようです。

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ポルシェ 911タルガ ヘリテージエディション

エクステリアは、フロントフェンダー上部とボディ側面に沿って鮮やかなホワイトストライブをあしらい、クラシックなフックデザインを連想させるカレラエクスクルーシブデザインの5スポーク・アルミホイールが装着されています。

さらに50年代ポルシェを彷彿させるゴールドのエンブレム、リアデッキリッドグリルには10万キロを走破した356所有者への特別なバッジを装着されます。

キャビン内は、ボルドーレッドとアタカマベージュ、またはブラックとアタカマベージュの2トーンのレザーペアからセレクト。356に敬意を払ったシートとドアトリムの中央にもコーデュロイを追加しています。

シートヘッドレストには、ポルシェブランドのエンブレムがエンボス加工され、オーナーを満足させてくれます。

パワートレインは、「4S」から流用される3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力443hp・最大トルク529Nmを発揮、8速DCTまたは7速MTトランスミッションを選択可能です。

そして仕上げは、ボディ色にあった配色のポルシェ特性デザインウォッチがオプションでオーダー可能だといいます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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