Gクラス最強の4×4²が4年振りに復活! 市販型プロトタイプをキャッチ

■LEDリングデイタイムランニングライト、テールライトなどをデザイン刷新

メルセデス・ベンツのハードオフローダー「Gクラス」のフラッグシップとして発売された、「G500/G550 4×4²」の新型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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メルセデス G500_550 4×4 次期型プロトタイプ

Gクラス 4×4²は、2016年にGラクスの旗艦モデルとして誕生。最低地上高を224mm高い460mmにリフトアップ、巨大ホイールを装備して3,351万円という高額で発売されましたが、2017年10月に生産終了となっていました。しかし、その後顧客から驚異的な反応があり、後継モデルに着手していたとみられます。

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メルセデス G500_550 4×4 次期型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、カモフラージュはないものの多数のテスト機器が取り付けられており、いまは開発初期のようです。

前世代モデルで採用されていたサイド出しエキゾーストシステムは見られないほか、ルーフラックに重りが追加され、フロントガラスにも特徴的なバイザーが見られます。さらにLEDリングデイタイムランニングライト、テールライトなどを刷新、リアにはスペアホイールも確認できます。

ベースとなるGクラス2020年モデルと比較すると、エクストラワイドのホイールアーチ、サイドステップ、再設計されたフロントとリアバンパー、後部にはスチール製のエクステンションが追加されています。

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メルセデス G500_550 4×4 次期型プロトタイプ

足回りには325/55 R22タイヤを装備する22インチホイールを装着、パワートレインは4リットルV型8気筒ツインターボエンジンの搭載が濃厚で、レンジトップの最高出力は585ps・最大トルク849Nmと強力なパフォーマンスが予想されます。

最新情報によると、新型G500/550 4×4²のワールドプレミアは2020年内で、2021年モデルとして発売するといいます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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