■最新の「MRA」プラットフォームを採用。ルーフラインが低くホイールベースが延長
メルセデス・ベンツの主力クロスオーバーSUV「GLC」の次世代型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
GLCクラスは、2015年に「GLK」後継モデルとして現行モデルである初代が誕生しました。2019年には大幅改良が執行されており、いよいよ第2世代へバトンタッチされます。
茂みの中から撮影したプロトタイプは、現行型よりボンネットが水平になり、ルーフラインが低く、ホイールベース、全長が大幅に長くなっていることがわかります。またサイドミラーはAピラーからドアへ移動され、ドア上部にあったキャラクターラインは削除されている様子です。
コードネーム「X254」と呼ばれる次世代型では、アップデートされた最新の「MRA」プラットフォームを採用。延長されるホイールベースにより広いフットプリントを確保、初の3列7人乗りが設定される可能性もありそうです。
キャビン内では、新しいドライバーアシスタントシステムと最新のMBUXインフォテイメントシステムを搭載、「Cクラス」2021年型同様のダッシュボードには、インストルメントクラスタを伴う大型ディスプレイなどフルデジタル化されたセンターコンソールを搭載するはずです。
パワートレインは、直列4気筒および直列6気筒ガソリン&ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッド等電動パワートレインがラインアップされるでしょう。
次世代GLCは、ブレーメンとフィンランドの既存の工場に加え、ドイツのジンデルフィンゲン工場でも生産され、2022年に発売されると予想しています。
(APOLLO)