■システム合計288hp・最大トルク420NmのPHEVも設定か
ワールドプレミアが直前とみられるBMW「4シリーズ クーペ」のプロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始しています。
5ドアのグランクーペより先にデビューするとみられる2ドアクーペは、コンセプト4から継承する巨大なデュアル・キドニーグリルを装着、フィンを備えるアグレッシブなコーナーエアインテークも鮮明に確認できます。
また流れるルーフライン、切り詰められたリアデッキなどシルエットが確認できるほか、デュアルエキゾーストパイプ、エアアウトレット、先の細いテールライトの一部など、最終デザインも露出、いつワールドプレミアを迎えてもいい状態と言えそうです。
コックピットは、3シリーズとほぼ同じデザインが予想されており、3スポーク・ステアリングホイール、台形のインフォテインメントシステム、デジタルゲージ、標準列のHVACコントロール、センターコンソールにはロータリーダイヤルを備えます。
パワートレインは、最高出力184ps、最大トルク350Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが予想されます。
頂点に君臨する「M4クーペ」は「M3セダン」と共有する同社の3.0リットル直列6気筒「M TwinPower Turbo」エンジンを搭載予定で、最高出力は480ps・最大トルクは599Nmが期待されます。それでも物足りない顧客には、最高出力510psを発揮する「Competition」が用意されそうです。
さらに最新の噂では、最高出力181hp、最大トルク350Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+107hpの電気モーターを搭載、システム合計288hp、最大トルク420Nmを発揮するPHEVモデルが設定される可能性もあるようです。
4シリーズ クーペ新型は、最速で6月にデジタルワールドプレミアが予想されています。
(APOLLO)