チャンピオン奪還の使命を受け、ポルシェ 911 GT3 Rプロトタイプがニュルブルクリンクで高速テスト!

■2018年以来のニュル24時間チャンピオン奪還を目指す

ポルシェ911(992世代)に設定されるレーシングモデル「911 GT3 R」プロトタイプのニュル高速テストをカメラが初めて捉えました。

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ポルシェ 911 GT3 R 新型プロトタイプ

911 GT3 Rは「911 GT3 RS」をベースに開発されたレーシングカーで、世界を舞台とする「GT3」カテゴリーのレース参戦のために開発されました。

2018年の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」では優勝。直後に改良型モデルを発表していますが、今回は捉えたのは新型911である992世代に設定される最新モデルです。

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ポルシェ 911 GT3 R 新型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは比較的カモフラージュも軽く、フロントスプリッター、拡張サイドスカート、リアディフューザー、巨大リアウィングを備えたトラック重視のエアロキットなどモータースポーツモデル特有の要素を見ることができます。

また、ミシュランのレース用スリックタイヤ、フロントフードスクープ、リアフェンダーにエアインテークを追加。さらにリアクォーターウィンドウが、コックピットを効率的に冷却するために使用される通気パネルに置き換えられているほか、キャビン内にはロールケージを配置するなどからも普通の911ではないことが容易にわかります。

ニュルでのテストは、クラウス・バクラーを含む数人のポルシェ・ファクトリードライバーが、数日にかけてテストを行ったといいます。

現行モデルのパワートレインは、自然吸気の4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力550psを発揮、シーケンシャル6速ギアボックスを介して後輪に送られます。新型に関して公式情報はありませんが、これを上回る可能性が高いと予想されます。

2020年のニュルブルクリンク24時間耐久レースはコロナウィルスの影響で9月に延期されていますが、この新型モデルは2021年以降の参戦となるでしょう。

2018年耐久レースを制した後、2019年では優勝を逃しており、王者復活へ向け開発が加速しそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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