■比較的低い車高にポップアップドア。新デザインのコーナーエアインテークも
メルセデス・ベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」次世代型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
メルセデスのジンデルフィンゲン工場付近で捉えた右ハンドルのプロトタイプはカモフラージュが重く、サイドからは一見「W222」型とそれほど変わっていないようです。
しかし比較的低い車高にポップアップドアを採用し、AMGラインのようなスポーティな2トーンホイールを装備しています。またヘッドライトに市販パーツらしきユニットが組み込まれているほか、新デザインのコーナーエアインテーク、最近のメルセデス・ベンツ・セダンと同じように、トランクまで伸びるテールライトの一部など、最終デザインを徐々に見せ始めています。
キャビン内では、センターコンソールを支配するポートレート志向の巨大タッチスクリーンディスプレイを搭載することが濃厚です。また「Distronic Active Proximity Control」および「Active Street Assist」システムが大幅に進化。GPS衛星にリンクし、新型「Eクラス」に搭載されるドライブパイロットがアップグレードされます。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドおよびディーゼルがラインアップされるほか、6.0リットルV型12気筒も噂されています。また、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボ+電気モーターの「S56e」で提供されるパフォーマンスが向上するといいます。
新型コロナウィルスの影響は避けられない状況ですが、2020年後半にも新型Sクラスがお披露目される可能性がありそうです。
(APOLLO)