最終デザインをちょい見せ! メルセデス・ベンツ Sクラス次期型の右ハンドル開発車両をキャッチ

■比較的低い車高にポップアップドア。新デザインのコーナーエアインテークも

メルセデス・ベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」次世代型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ Sクラス 次期型プロトタイプ

メルセデスのジンデルフィンゲン工場付近で捉えた右ハンドルのプロトタイプはカモフラージュが重く、サイドからは一見「W222」型とそれほど変わっていないようです。

しかし比較的低い車高にポップアップドアを採用し、AMGラインのようなスポーティな2トーンホイールを装備しています。またヘッドライトに市販パーツらしきユニットが組み込まれているほか、新デザインのコーナーエアインテーク、最近のメルセデス・ベンツ・セダンと同じように、トランクまで伸びるテールライトの一部など、最終デザインを徐々に見せ始めています。

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メルセデス・ベンツ Sクラス 次期型プロトタイプ

キャビン内では、センターコンソールを支配するポートレート志向の巨大タッチスクリーンディスプレイを搭載することが濃厚です。また「Distronic Active Proximity Control」および「Active Street Assist」システムが大幅に進化。GPS衛星にリンクし、新型「Eクラス」に搭載されるドライブパイロットがアップグレードされます。

パワートレインは、3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドおよびディーゼルがラインアップされるほか、6.0リットルV型12気筒も噂されています。また、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボ+電気モーターの「S56e」で提供されるパフォーマンスが向上するといいます。

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メルセデス・ベンツ Sクラス 次期型プロトタイプ

新型コロナウィルスの影響は避けられない状況ですが、2020年後半にも新型Sクラスがお披露目される可能性がありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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