■VW『ゴルフ』にも似た新グラフィックのDRL装備、M5史上最強の600馬力へ
BMWが開発中とみられるミッドサイズセダン「5シリーズ」改良型の頂点に君臨する「M5」開発車両を、これまでで最も鮮明にカメラが捉えました。
ニュルに出現した最新プロトタイプは、視覚を惑わすサイケデリック・ステッカーが前後に貼られているだけの状態です。
4シリーズのような特大グリルは持たず、VW「ゴルフ」にも似た新グラフィックのLEDデイタイムランニングライト、ハニカムメッシュのエアインテーク、立体的エアガイドを備えるコーナーエアインテーク、新グラフィックのテールライトの一部やトランクリッドスポイラーも確認できます。
ただし、リアブーツスポイラーやカーボンファイバールーフトップが欠けていることからも、ハイエンドモデル「M5 CS」ではないようです。
キャビン内では、新しいトリムとカラー、テクノロジーギア、アップデートされるインフォテイメントシステムを搭載しますが、エクステリアほどの変化はないと予想されます。
ボンネットの下には、4.4リットル「M Twin Power Turbo V8」エンジンを搭載、M5史上最強となる最高出力600ps・最大トルク750Nmを誇るとともに、0-100km/h加速は3.4秒のパフォーマンスを発揮します。
さらに高性能モデル「M5コンペティション」では、最高出力617psを発揮、0-100km/h加速3.3秒のパフォーマンスを持つほか、最高出力625ps、最大トルク750Nmを発揮する『M5 CS』の設定も濃厚です。
ベースとなる5シリーズの改良型は2020年内、M5も同時発表されるという情報もありますが、断定はできない状況です。
(APOLLO)