■ちょっと控えめな「911ターボカブリオレ」は旧世代の533hpから600hpへ大幅パワーアップ
ポルシェは、3月に911トップレンジとなる「911ターボS」および「911ターボSカブリオレ」を発表しましたが、その下に位置するちょっと控えめな「911ターボカブリオレ」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
南ヨーロッパで捉えたプロトタイプは迷彩がほとんど見られず、ほぼフルヌード状態、赤いファブリックルーフを全開にして走行しています。
「ターボS」が装備するセンターロックホイールの代わりに、標準の5ラグホイールが見てとれるほか、控えめのフロントスカートやリアスカートも確認できます。
すでに公開されているターボS/ターボSカブリオレのパワートレインは、3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps・最大トルク800Nmを発揮、8速PDKと4WDシステムが組み合わされます。0-100km/h加速はクーペが2.6秒、カブリオレが2.7秒、最高速度は330km/のパフォーマンスを誇ります。
対して「非」Sターボモデルでは、調整された同エンジンにより最高出力600psを発揮、旧世代の最高出力533hp・最大トルク660Nmから大幅に増加しています。
911ターボ クーペ/カブリオレのワールドプレミアは今年後半が有力と言えそうです。
(APOLLO)