■マツダのバーチャルレースカーでドライビングを満喫できる
新型コロナウイルスの影響により、トヨタやアウディがプレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』、McLarenがXBOX用ゲームソフト『Forza Horizon 4』を使ったバーチャルレースやイベントなどを繰り広げています。
そんな中、マツダはポリフォニー・デジタルと共同開発した「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」を、『グランツーリスモSPORT』で2020年5月22日(金)の午後3時(日本時間)からオンラインで提供を開始すると発表しました。
「RX-VISION GT3 CONCEPT」は、マツダの最新のバーチャルレースカーで、プレイステーション4用ソフトのドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモSPORT』の全ユーザーがバーチャル上でドライビングを楽しめます。
楽しみはそれだけではありません。「RX-VISION GT3 CONCEPT」などのマツダ車を使うユーザーは、2020年シーズンに世界各地で開催される予定の「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」世界大会(ワールドツアー)に出場できるシード権を自動的に獲得できるそうです。
また、第75回国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体2020」文化プログラムである「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」の『グランツーリスモSPORT』部門にも「RX-VISION GT3 CONCEPT」で参戦可能です。
なお、文化プログラム「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA」『グランツーリスモSPORT』部門の都道府県予選はすでに終了。ブロック代表決定戦進出の人、もしくは鹿児島県特別予選大会に参加する人が使えます。
今年で100周年を迎えたマツダ。100周年特別企画として「RX-VISION GT3 CONCEPT」の発表と同時に、『グランツーリスモSPORT』ユーザーが気軽に楽しめるオンラインイベントの実施を予定しているそうです。
マツダは、バーチャルを通じてでも同社のクルマを操る楽しみを知って欲しい、としています。
さらに、コロナ禍にあっても「世界中のクルマ好きがオンラインでつながり、国、地域、言語や世代といった枠を超えて同じ条件で楽しむことが可能なデジタルモータースポーツを通じて、新しい生活様式に対応しながらクルマ文化の発展に貢献したい」と表明。
2020年5月22日現在、埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏4都県と北海道では緊急事態宣言が継続されていますが、ほかの府県では解除されています。それでも、コロナ後は「新しい生活様式」が求められますから、バーチャルレースなどでストレスを発散し、クルマの楽しさを堪能する手もありそうです。
(塚田勝弘)