■新テールライト、より大きなクォーターガラスを装備。テールゲートのデザインも確認
BMWのミニバン「2シリーズ アクティブツアラー」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えたほか、インサイダー写真やコックピット画像も入手しました。
2014年に、BMWブランド初のFFとして誕生した2シリーズ アクティブツアラーがいよいよ第2世代(コードネームU08)へバトンタッチされます。
新型では、ミニバンエクステリアデザインにおけるいくつかの特徴を排除する方向であり、高いルーフを持ち、十分なヘッドルームのクロスオーバーテイストとなります。
アーキテクチャには、新型1シリーズでデビューした「FAAR」FWDプラットフォームを採用。剛性が高められるほか、プラットフォームの延長も濃厚で居住空間のアップ、「グランドツアラー」が廃止される可能性が高く、代わりにアクティブツアラーに3列シートがオプション設定されると予想されています。
捉えた最新のプロトタイプはカモフラージュが重いですが、「i4」風のドアハンドル、大型のキドニーグリルなどが見てとれます。またリアから捉えたインサイダー画像では、新テールライト、より大きなクォーターガラス、実用性が向上すると見られるワイドなテールゲートの開口部を確認することができます。
キャビン内では、「iNext」を彷彿させるデュアルデジタルディスプレイを装備、スイッチ風ギアシフターが見てとれるほか、ヘッドアップディスプレイやジェスチャーコントロールなども搭載するといいます。
パワートレインは、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジンをはじめ、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psおよび190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが予想されます。
ゲトラグ製8速DCTと組み合わされ、駆動方式は標準で前輪駆動が設定されますが、四輪駆動も濃厚です。また最高出力300psを発揮する「Mパフォーマンス」の設定も噂されています。
新型コロナウィルスの影響により、ワールドプレミアの場は不透明ですが、早ければ2020年内にもデビューが期待できそうです。
(APOLLO)