アウディのハードコアハッチ・新型「RS3」の最終デザインがついに露出

■エアアウトレット&テールライトの市販型デザインを確認

アウディが開発を進めるコンパクトハッチバック「A3」ファミリー最強モデルとなる「RS3スポーツバック」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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アウディ RS3 次期型プロトタイプ

これまでで最もカモフラージュが軽い状態で捉えたプロトタイプは、現行型と比較して、絞られたボンネットフードのキャラクターライン、より鋭さをましたヘッドライト、ワイドなハニカムメッシュグリル、縦に伸び再設計されたコーナーエアインテークを装備し、精悍な顔となっていることがわかります。

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アウディ RS3 次期型プロトタイプ

リアビューからは、シャープになったLEDテールライトが初めて露出しているほか、フロントフェンダー後部にはエアアウトレット、楕円形の中がさらに分割されたクワッドエキゾーストパイプも確認できます。

またベースモデルよりワイド化されたフェンダーや大きなサイドスカートも装着されているようです。

キャビン内では、体をタイトに包むフロントのスポーツシート、専用のトリム、コントラストステッチとパイピング、「RS」バッジ、インフォテイメントシステムとデジタルクラスタなど様々なグラフィックスにより視覚を刺激してくれます。

パワートレインは、2.5リットル直列5気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は現行型より20ps向上し420ps・最大トルク500Nmを発揮します。

噂の「パフォーマンス」バージョンでは、最大出力450psまで向上するといいます。

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アウディ RS3 次期型プロトタイプ

どちらもデュアルクラッチオートマチックトランスミッション、および4WDシステムのクワトロ、ドリフトモードなどを標準装備するとみられます。

新型コロナウィルスの影響により、ワールドプレミアは未確定ですが、今年後半には、オンラインデビューが期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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