■プラットフォームは「デュアリス」と共有、ボディは拡大
三菱が開発中とみられるミッドサイス・クロスオーバーSUV「アウトランダー」の次期型に、日産の「e-Power」技術が投入される可能性があることがわかりました。
次期型では、ルノー日産・三菱のプラットフォームを採用、新型「デュアリス」と共有し、ボディは拡大するとみられています。さらに、Automotive News電子版によると新型「ローグ」(日本名:エクストレイル)にも搭載の「e-POWER」技術が採用されるといいます。
またエクストレイルには、三菱のPHEV技術が投入されるとも報告されています。
捉えた市販型プロトタイプは、バンパーコーナーに巨大なLEDセカンドライトユニットを設置。その上には薄く鋭いヘッドライト、そして大型のダイナミックシールドフロントグリルを装備しています。
その容姿は、2019年3月のジュネーブモーターショーで初公開されたコンセプトカー「エンゲルベルクツアラー」の迫力あるマスクを継承しているようです。
リアエンドでは、厚みを持ち大型化されたルーフスポイラー、サイドに向かって絞り込まれた新テールライトも確認できます。
次期型パワートレインには2.4リットル直列4気筒+モーターによるPHEVパワートレイン、1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジン、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンなどのラインアップも予想されており、2020年内にデビューが期待されています。
(APOLLO)