■ボディサイドのストライプを3色の3本ラインに変更
2019年にフェイスリフトを受けたルノー トゥインゴは、RRレイアウトによる走りの楽しさに加えて、デュアルクラッチトランスミッションのEDC(エフィシエントデュアルクラッチ)の変速マナーがよりスムーズになったように思えます。運転席まわりでは、足元の収納ボックスが左足を干渉しやすく、マイナーチェンジで形状が変更され、気にならなくなったのも朗報です。
さらに、2020年5月12日、「ルノー トゥインゴ EDC」、「EDC キャンバストップ」の両モデルがリヤカメラを標準装備しました。市場からのニーズが高かった装備で、従来からのバックソナーと共に後退時のドライバーをサポート。
ほかにも、新型「ルノー トゥインゴ EDC」、「EDC キャンバストップ」、新型「ルノー トゥインゴ S」のボディサイドに備わるストライプのデザインが、従来のポップなドット柄から、3色の3本ラインに変更することで、伸びやかなサイドビューを演出しています。新しいサイドストライプは、ボディカラーにより配色パターンが異なり、2パターンが用意されています。
なお、ボディカラーは、「ジョン マンゴー」、「ブルー ドラジェ」、「ヴェール ピスタッシュ」、「ブラン クリスタル」、「ルージュ フラム メタリック」の5色。なお、「ルージュ フラム メタリック」は、41,000円高(税込) 。
価格は、ルノー トゥインゴ EDCが201万5000円、ルノー トゥインゴ EDC キャンバストップが213万5000円。5MTのルノー トゥインゴ Sは価格据え置きで、179万円です。先述したように、EDCの2モデルには、リヤカメラが標準化されるなど、装備の充実が美点ですし、EDC(デュアルクラッチトランスミッション)のマナーも改善しています。MT派の人には、180万円を切る車両本体価格は魅力的に映るのではないでしょうか。
(塚田勝弘)