■ルーフスポイラーおよびディフューザーを一新。燃費向上も
BMWが開発中のコンパクト・クロスオーバーSUV「X2」の改良新型プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルク市街地で捉えた最新のプロトタイプは、現行モデルより幅が広く、縦にも長く見えるよう偽装されたグリルが確認できます。
新型「4シリーズ」ほど拡大されないと思われますが、大型化される可能性が高いでしょう。また初めて市販型ヘッドライトを装着、ハーフカップ型の新LEDデイタイムランニングライトが見てとれますが、その下の丸いフォグランプはダミーのステッカーです。
サイドスカートも刷新されているように見えますが、カモフラージュの可能性を疑っていいでしょう。「X2」および「xDrive」のバッジを隠したリアエンドでは、バンパーやテールライトは従来タイプのままですが、ルーフスポイラーおよびディフューザーは一新されています。
キャビン内ではデジタルインストルメントクラスタのアップデートや、最新のインフォテイメントシステムやソフトウェアを搭載するほか、室内装飾品のカラーとトリムに新色が追加される程度となりそうです。
パワートレインは最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載する「xDrive18i」および最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載の「xDrive20i」などがキャリーオーバーされる見込みですが、パフォーマンスや燃費の向上が図られる可能性もあります。
新型コロナウィルスの影響でワールドプレミアは行われない可能性もあり、その場合は2020年内にオンライデビューとなるだでしょう。
(APOLLO)