■タッチ式ステアリングコントロールなど「ローマ」から多くのインテリア・テクノロジーが移植
フェラーリの2ドア・クーペカブリオレ「ポルトフィーノ」の改良型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
ポルトフィーノは「カルフォルニアT」後継モデルとして、2017年のフランクフルトモーターショーで初公開。翌2018年2月には日本で正式発表されており、これが初の大幅改良となります。
キャッチしたプロトタイプは、ヘッドライト周りを中心にフロントバンパーを厳重にカモフラージュ、リアバンパーやサイドスカートなどには傷がみられます。
カメラマンによると、改良型では2019年11月の発表された2ドアクーペ「ローマ」にインスパイアされたヘッドライト、フロントエンドを持つ可能性があるといいます。今のところリアエンドに変更は見られませんが、今後着手されると予想されます。
キャビン内ではデジタルインテリアクラスタ、ポートレートスタイルのインフォテイメントシステム、タッチ式ステアリングコントロールなど、「ローマ」から多くのインテリア・テクノロジーが移植されるでしょう。
現行型のパワートレインは3.9リットルV型8気筒エンジンを搭載、最高出力は600psを発揮しますが、改良型では最高出力が620psへ向上するとともに、トランスミッションが7速DCTから8速DCTへ変更されることが濃厚です。
フェラーリは、2025年にポルトフィーノ新型を発表予定で、改良型は2021年内と予想されます。
(APOLLO)