■SUBARUの新型レガシィ、アウトバックの日本発売時期は?
2019年7月に、「スバルオブインディアナオートモーティブインク」において、生産が開始されたSUBARUの新型レガシィ/アウトバック。現在は、新型コロナウィルスにより5月8日まで生産が一時停止されています。
横浜ゴムはSUBARUが2019年秋から米国、カナダで発売した新型レガシィ、新型クロスオーバーSUVのアウトバックの新車装着(OE)用タイヤとして、「AVID GT(エイビッドGT)」の納入を開始したと発表しました。装着サイズは、新型レガシィが225/50R18 95Vまたは225/55R17 97V、新型アウトバックが225/60R18 100Hまたは225/65R17 102Hの各2サイズになっています。
●タイヤサイドに「M+S」が打刻された「AVID GT」
最上級セダンのレガシィは、2019シカゴオートショーで世界初披露されています。躍動感とたくましさが表現されたエクステリアは、動きを感じさせるスリークなシルエット、厚みや立体感を持たせたボディパネルが特徴。内装で目を惹くのは、11.6インチ大型ディスプレイを備えたインフォテインメントシステムで、機能性と先進性の両立が図られています。
一方のアウトバックは、2019ニューヨーク国際オートショーでワールドプレミア。クラストップレベルの地上高220mmを踏襲しながら、アルミ製ロアアームの採用などで軽量化された、足まわりの動きの良さとそれを支える新設計ダンパーの組み合わせにより、ハンドリングと乗り心地を向上。
両モデルに搭載されるエンジンは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンと、直噴化により高効率化された、2.5L水平対向4気筒エンジンの2種類が用意されます。
ヨコハマタイヤの「AVID GT」は、北米市場で販売されている乗用車用タイヤ「AVID」に、「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「BluEarth」の基盤設計や材料技術が投入されています。
突然の降雪への対応も想定して開発されていて、タイヤサイドには「M+S(マッド+スノー)」が打刻されています。優れた走行性能と安全性能を実現しながら、低燃費性能も高めたそう。両モデルとも車体剛性を最適化する「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用で、高い動的質感を備えるなど、走りの強化も図られているそうですから、タイヤの役割もより大切になりそう。
気になるのは、両モデルの日本発売時期。新型レガシィの日本発売は2020年秋にも発売されるのでは? と予想する一部報道もありますが、今後どうなるか気になるところ。また、アウトバックは2020年後半に発売予定のレヴォーグとのからみも気になります。また、新型コロナウィルスの影響により、新型車発売のスケジュールにも影響を与える懸念もあります。
(塚田勝弘)