■後席に座る子どもも喜ぶ大画面化はいかが?
純正、市販を問わずカーナビの大画面化が進んでいます。地図画面の視認性、操作性向上に加えて、同乗者が映像などを楽しむ際も大画面の方がいいというのは、家のTVと同じといえるトレンドかもしれません。
こうした流れは、ミニバンなどの大型モデルだけでなく、軽自動車にも及んでいます。
カーAV取付キットなどで知られるカナック企画は、2020年4月23日、ダイハツ・タント/タントカスタム、OEM版であるスバル・シフォン/シフォンカスタム用の8インチカーナビゲーション取付キット「TBX-D001」を発売しました。
大開口「ミラクルオープンドア」をはじめ、運転席の超ロングスライド機構、次世代の「スマートアシスト」が搭載されたダイハツ・タント。2020年3月の軽自動車販売台数では、ホンダN-BOXに次ぐ2位という販売台数で、ファミリーを中心に絶大な支持を集めています。現行タントもルーミーなキャビンが特徴で、ファーストカーでも使える広さを確保。
近所の足以外にも使うとなるとやはり欲しいのはカーナビでしょう。ただし、市販カーナビでは、今まで8インチナビの装着はできませんでした。なお、ディーラーオプション(アクセサリー)は、9インチモデルも用意されています。
カナック企画の取付キット「TBX-D001」を使うことで、市販の8インチカーナビの取付が可能になり、これは市販ナビ初だそう。
同キットにより、カーナビの機種選択の幅が広がり、好みのデザインや機能を備えたカーナビの取付けが可能になります。ピアノブラック塗装されたパネルは、ユニークな形状ながらもインパネにマッチする質感になっています。適応車種は、令和元年7月から現在までの200mmコンソール(オーディオレス・純正ナビ装着用アップグレードパック付車)。 価格は17,000円(税別)で、全国のカー用品店などで販売されます。
カーナビは純正やディーラーオプションではなく、好みの市販カーナビを装着したいというニーズがあり、同キットにより8インチ市販ナビをタントに装着することで、後席に座る子どもなどの乗員も含め、ドライブをより楽しく演出してくれそうです。
(塚田勝弘)