■室内にはタッチコントロール付きステアリングホイール装備
ボルボを傘下にもつ、中国の吉利ホールディンググループ(以下、ジーリー)のブランド「Lynk & Co」初のクロスオーバーSUV、「01」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
2017年に初代が発売された01は、ボルボ「XC 40」とプラットフォーム「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を共有、わずか137秒で6,000台の受注を受けた世界記録を持つモデルです。
捉えたプロトタイプは、フロントエンド、及びコックピットにカモフラージュがほどこされています。カメラマンによると、改良型ではクーペSUV「05」新型と同じフロンマスクを持つ可能性があるといいます。
サイトシルやリアバンパーもペイントで偽装しており、小さいデザイン変更が行われそうです。またキャビン内はステアリングホイールに新デザインを採用、現行型ではラジオコントロール用のボタンが付いていましたが、改良型ではタッチコントロールを備えています。
新しいギアシフターも確認、電子ハンドブレーキが新しい位置に移動、ミドルコンソールの周りはスッキリとされているようで、現行モデルのクロムトリムが削除されている可能性があります。
コロナウィルスのパンデミックにより、自動車業界も揺れており、01改良型のワールドプレミアも不透明です。しかし、最速で2020年内、遅くとも2021年前半には発表されると思われます。
(APOLLO)