■攻撃的フロントマスクに変化。新デザインの一部が露出
メルセデス・ベンツのミッドクラスワゴン「Eクラス ステーションワゴン」の頂点に君臨する、メルセデスAMG「E63 ステーションワゴン」の改良型をカメラが初めて捉えました。
ベースとなる現行型『Eクラス』(W213)は2016年に登場、AMG版は2017年に登場しています。すでにEクラスや高性能AMG「A53」は改良型を発表しており、E63もそれにともないフェイスリフトが執行されます。
AMGの本社があるAffalterbach(アファルターバッハ)付近で捉えたプロトタイプは、僅かなペイントを残し、ほぼフルヌードの状態です。再設計されたブーメラン型LEDデイタイムランニングライトやパナメリカーナグリルを装備、中心に向かって切り込むデザインの大型コーナーエアインテーク、新デザインのバンパーなど、より攻撃的なフロントマスクが見てとれます。
リアエンドでは、テールライト及びルーフスポイラーなどに変更が見られませんが、今後着手される可能性が高いでしょう。
キャビン内では、全く新しいステアリングホイールを装備するほか、インフォテイメントシステム「MBUX」最新バージョン、ジェスチャーコントロール、タッチスクリーンなどを搭載します。
パワートレインは4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンをキャリーオーバー、現行型の最高出力は571ps・最大トルク750Nmを発揮、『E63 S』では最高出力612ps・最大トルク850Nmを発揮しますが、改良型では若干のパワーアップが図られる可能性もありそうです。
ワールドプレミアは2020年内と予想されていますが、コロナウィルスの影響で新車発表の時期がずれており、不透明といえそうです。
(APOLLO)