EV化された新型フィアット500にハードップ設定へ。スタイリッシュなリアスポイラーを装着

■最高出力118hpを発揮するモーターを搭載、0-50km/h加速3.1秒

フィアットは、コロナウィルスにより母国イタリアが危機的状況にもかかわらず、EVハッチバックの新型「500」を発表しましたが、さらにハードトップ版が追加設定されることが確実となりました。

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フィアット 500 ハードップ 開発車両

新型500は、全く新しいプラットフォーム状にゼロから構築されたキュートなEVハッチバックです。公開された新型は折りたたみ式のルーフを備えていますが、捉えたプロトタイプはハードトップルーフに変えられ、リアにはスタイリッシュでコンパクトなスポイラーを装備しています。しかし、ファンキーなLEDヘッドライトを始めグリルレスのフロントエンドなどは、ほぼ同じデザインが採用されているようです。

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フィアット 500 ハードップ 開発車両

EVパワートレインはコンバーチブルと共有、最高出力118hpを発揮するモーターを搭載し、0-50km/h加速3.1秒・0-100km/h加速9.0秒、最高速度150km/hでリミッターが作動するシステムです。42kWhのリチウムイオンバッテリーは1回の充電により、ユーロ仕様のWLTPサイクルで最大199マイル(320km)の航続を誇ります。また85kWhの充電器を使用した場合、35分で80%の充電を完了します。

ハードトップ500は、ソフトトップより手頃な価格になると期待されており、32,000ユーロ(約380万円)から37,350ユーロ(約444万円)と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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